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ワンちゃんの健康ってどうやって判断する?
愛犬の簡単な健康チェック方法を教えます【前編】

ワンちゃんは話すことができません。動物病院ではまず、問診、視診、触診、聴診を行います。そして状態を把握し、詳しい検査が必要かどうかを判断していきます。

問診は飼い主さんに愛犬の状態をお伺いすることです。愛犬に代わりに色々な情報を伝えていただく重要な役割です。その問診を中心に、五感をフル活用して獣医師は診察していきます。

獣医師が診察中にワンちゃんのどこに注目し、問診や体を診ているかを知ることで、飼い主さんも普段から愛犬の状態を把握しやすくなります。

今回は、前編と後編に分けておうちでもできる愛犬の健康チェック方法をお伝えします。簡単なので愛犬とコミュニケーションをとりながら、ぜひやってみてくださいね。また獣医師がどんなところを気にしているのかも解説していきます。

【後編】実際に愛犬を見てみよう はこちら

日常生活で見るべき項目

動物病院に行くと「元気はありますか?」「食欲はありますか?」と必ず聞かれます。これらの項目は、飼い主さんのお話からしか獣医師は分かりません。そのためとても重要な項目といえます。ここではまず、日常生活で見て欲しいポイントを中心に解説します。

食欲をチェック

まずは毎日きちんと食事ができているかを見ます。与える量は、ドッグフードのパッケージの裏側に体重あたりの量が書いてあるので、愛犬の体重をみて決めていきます。愛犬の体格や太りやすさ、おやつの有無などによって適正量は異なるので各自調整してくださいね。

食欲は健康の大事なバロメーターです。すごく元気なのになぜか食べない場合は、食事への不満や食べにくさも考えられます。トッピングやおやつ、食事変更などで食べるかどうか見てみましょう。

特にウェットフードや缶詰は水分量が多く食べやすいので、食欲が少し落ちている場合は試してみると良いでしょう。食事を温めると匂いが強くなり、食欲が刺激されるのでお勧めです。

獣医師の気になるポイント

問診では「食欲はありますか?」「ご飯は食べますか?」など色々な聞き方があります。
その際に『ドッグフードは食べないけれど、おやつや美味しい食べ物は食べる』場合は、食欲は「ある」です。

飼い主さんによっては「全く食事をしません」という問診でも、実はおやつはたくさん食べている、なんてことも少なくありません。この部分は、飼い主さんにしか分からない情報なので、ぜひ診察では伝えてくださいね。

お水を飲む量をチェック

お水を飲む量は重要です。健康な体を維持するためには、適切量のお水が必要です。一方で過度に飲む量が多い場合は、何か病気が隠れている可能性があります。

具体的には、体重1kgあたり、およそ50 ccが通常飲む量の目安です。
例えば5kgのワンちゃんであれば、250 cc程度が通常の量といえます。
一方で1kgあたり100 ccほどの場合は異常です。(5kgのワンちゃんであれば500ccです)
まずは、現在1日にどのくらいのお水を飲んでいるかを見てみましょう。

調べ方はペットボトルにお水を500 cc用意をして、そこから1日でどのくらい使用したかを見ていくと簡単に測れます。

たくさん運動をした日や暑かった日など、一時的に増える場合は問題ありません。
毎日平均して飲む量が多い場合は異常です。

反対に、全然お水を飲まないワンちゃんもいます。その場合は、ウェットフードなど水分量が多い食事にすると摂取しやすくなります。

缶詰のウェットフードで全ての食事を賄おうとすると量が多く、食事の管理や費用が大変です。MOG!は必要な水分量を簡単に摂取することができ、保存も粉末状なのでスペースを取らないのでお勧めです。

 

獣医師の気になるポイント

平均してどのくらいのお水を飲んでいるのか、そしていつ頃から増えているのかを教えてください。
また、お水を多く飲んでいると感じたら、おしっこを持参することをお勧めします。尿検査で尿比重が低い場合は病気が疑われます。

おしっこをチェック

おしっこはお外でする子、おうちのペットシーツでする子、様々です。黄色いおしっこがある程度の量出ていれば問題ありません。

まずは、いつものおしっこがどのようなものか、注目してみましょう。
おしっこの色、1日の回数、1回の量がどのくらいか、などを見ます。普段よりも回数や量が異常な場合に気づきやすくなります。

獣医師の気になるポイント

おしっこの検査をすることで、おしっこの濃さである尿比重、ph、血液成分、尿糖、菌、結晶がないか・・・などたくさんの情報が得られます。そのため健康診断といえば血液検査のイメージが強いですが、尿検査も有益な検査です。

新鮮な尿が採れるようであれば、動物病院に持参するとスムーズに検査することができます。ペットシーツに吸収されたものでは検査できないので注意してください。
動物病院で採取する際は、膀胱穿刺や尿カテーテルを使用します。

また、おしっこが全く出ていない場合は命に関わるので、必ず病院へ行ってください。

うんちのチェック

うんちの硬さや形、色、臭い、排便回数を見ます。
食べたものによっても、うんちは変化します。うんちが緩い場合は、最近何か変わったものを食べていないか考えてみましょう。新しいお食事やおやつを食べて緩くなっている可能性があります。

その他にうんちが緩い場合は、一時的な急性胃腸炎、食物アレルギー、寄生虫感染のほか、治りにくい慢性腸疾患などが挙げられます。

獣医師の気になるポイント

いつもとは違ううんちが続くようであれば、うんちを持参して検査をしましょう。
うんちを検査することで、細菌のバランスや寄生虫の有無、色などが分かり診断につながります。できるだけ新鮮なうんちをお願いします。

 

後編では、愛犬を実際に見たり触ったりする項目についてお話します。

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